以前、加湿できる空気清浄機を使っていましたが、手入れが大変過ぎて、高かったけど購入して数年で手放しました。
何しろ部屋の中の空気を吸い込んで吐き出すわけだから、サーキュレーターにまとわりつく埃のように、機器の中はあっという間に埃まみれになりますし、タンクの形が歪で、黒ずみを取るのが難儀でした。フィルターは3層になっていて、定期的に掃除したり、交換したり、クエン酸水に浸けて洗わないといけない。これら手入れを怠ると、加湿器肺炎のリスクが高まるのです。
もくもくと水滴を吐き出すタイプは、壁などがカビそうで抵抗がある。それもタンクの細かい掃除はちゃんとしないといけません。
今年の冬はとてつもなく空気が乾燥していると感じます。まめに炊事手袋をはめているのに、オイルを塗っても爪はカピカピ、ハンドクリームを頻繁に塗っても指先が荒れます。
窓際の湿度計は、30%を切っています。こんな数値見たことない。喉の不調もこれが原因の一つかもしれません。自分のために、部屋の中でもマスクをしておこう。マスクの中は、呼吸で湿気が保てます。
外で揺れる干したばかりの洗濯物を眺めていて、ふと、あ、もったいないわ!と思って一部取り込みました。
加湿にはやはりこれが一番安全ではないかと思うのです。手入れも要らないし。
原始的。