65才からのマイライフ

~小さな楽しみを積み重ねて~

手捏ねパン

パンを作りました。

手捏ねです。

実に半世紀ぶりです。半世紀て…。

 

今週も平日のスケジュールを恙なくこなし、暇な土日は何か新鮮なことをやりたいなあと思っていた矢先、風が吹けば桶屋が儲かる的な思いつきで、辿り着いたのが『一からの手捏ねパン』でした。

 

米粉が切れて、米粉にも飽きてきて、またパンを焼こうかと思い始めて数日。

 

古い古いパン焼き機は、発火が怖くて、数年前に捨てました。捏ねるためだけに置いとくには嵩張るし、表面加工が剥がれた部品を洗うのが手間でした。

 

パン焼き機、買おうかな。でも、買うほどのことかなあ。

かつてのパン焼き機は当時2万円ちょっと。いまは7000円くらいからあるみたいだけど、ちゃんと膨れるのかな。そもそもいまの暮らしでそこまで投資する必要はあるかしら。

 

逡巡の末、思い至ったのです。

手で捏ねればパン焼き機いらない。

 

まあとにかくやってみよう。強力粉とドライイーストさえあれば、あとはうちにあるもので作れるのだから。

 

というわけで半世紀ぶりのパン作りは、強力粉、ドライイースト、砂糖、塩だけのシンプルなもの。

 

 

材料の計量から焼き上がるまで、一次発酵、ベンチタイム、二次発酵、焼き上げと、全行程になんとまあ2時間半もかかります。

これってもしや「丁寧な暮らし」?

 

カメリヤは高いので、半値のPBの強力粉は3回分。

 

いざやってみると、強力粉の弾力の凄さったら!!!

こりゃ丁寧な暮らしどころか、力技。

捏ねて捏ねて20分。

 

で、何とか焼き上げまで辿り着き、出来上がったのが、

 

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ハイジの白パン

 

ふんわり・・・ではなく、あごが疲れる歯ごたえ。

あとで調べたところ、どうやら捏ね方が不十分&水温がちょっと高かった模様です。

 

 

2回目のモチベーションは残っているだろうか。

いやいや、次はバターロールにしてみよう。